子供への歯磨き教育について解説

2022年1月30日

自分の子供に対して、どのタイミングで歯磨きを教えれば良いかに困っている方がいると思います。今回の記事では、「子供が歯磨きを好きになってくれた」「子供の歯磨きはこのタイミングで始めれば良いんだ！」という声を頂けるように子どもに歯磨きを教え始めるタイミングや正しい磨き方を解説いたします。

乳歯を磨く時の具体的な方法

最初は乳歯を母親が磨くことを推奨しております。磨く時の体制は、子供を寝かすことです。母親の膝の上に頭部を乗せて、母親が子どもの口内を磨きます。歯ブラシはペンを持つように握ることがポイントで、片方の手で子どもの口を開けてあげましょう。急に子どもの頭部が動くと危ないので動かさないようにしましょう。歯を磨く時は、歯ブラシの先だけを子どもの歯に当てて磨き始めます。この時に、歯茎の部分にブラシが当たってしまうと子どもが痛い思いをすることがあるので、歯茎の部分にブラシが当たらないように気をつけましょう。ポイントは歯茎と歯の間は歯垢が溜まりやすい場所でもあるので、出来る限り優しく間を磨けると更に良いでしょう。

歯磨き教育はいつからすれば良いのだろう

子どもが最初に歯磨きをするべきタイミングは乳歯が生え始めた頃と言われております。それは、歯ブラシを使った習慣的な歯磨きの場合を指します。歯が生える前からも口腔内を清潔に保つことを気をつけて下さい。例えば、ミルクや母乳を子どもに飲ませた時は、ガーゼを指に巻き、口の中を拭く様にして綺麗にしましょう。このテクニックを使うことで口の中を常に綺麗に保てますし、幼い頃から子ども自身も口の中を綺麗にするという意識が芽生えます。そうすることで、乳歯が生え始めたタイミングで子ども自身も抵抗がなく歯磨きを習慣化できます。

乳歯の歯磨きを習慣化させるコツ

乳歯に対しては、歯ブラシを利用して歯を綺麗にするという習慣を子供が身につけることが必要です。ここで子どもに対して気を付けるべきことは、無理矢理に歯を綺麗に磨こうとしないことです。子供の歯を磨く際に、歯ブラシで磨くことを嫌がるのであればやり方を変更しましょう。まずは、歯を磨くという行為に慣れてさせることが大切です。推奨している方法としては、まず子供サイズの歯ブラシを使って、ブラシを少し歯に当てることから始めることです。もしそれも嫌がる場合は、タイミングを見計らいましょう。もしも、歯磨きが嫌いになってしまうと、習慣化まで繋げることが難しくなるからです。まずは、回数などは決めずに子どもの様子を見ながら少しずつ慣れると良いでしょう。しかし、寝ている時は細菌も活発な時なので、寝る前には可能な限り歯を磨く様に心がけましょう。