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歯周病は何が原因なの?自己チェックの仕方も解説

2022年1月20日

なんと歯周病は30歳以上の大人の8割は患っていると言われております。それほど沢山の人が患う可能性があるにも関わらず自分で歯周病を発見する術を知らない方が多いです。今回の記事の最後には、歯周病の疑いがあるかチェック出来る方法を解説しておりますので是非確認してみて下さい。

 

そもそも歯周病はどの様な病気か

歯周病とは、歯の周りにある歯肉や歯を支えている骨が、悪い細菌によって炎症性疾患で解けてしまう症状です。歯肉溝と呼ばれる歯肉と歯の間に溜まった汚れを歯磨きで落とせない場合に細菌が繁殖し、歯肉の端っこが炎症により赤く腫れる場合があります。赤く腫れているものの痛みを感じることが少ない為、わずかでも口腔内に違和感を感じた場合には、歯科医院で健診を依頼することをお勧め致します。この状態が続くと、膿が発生して歯が動いてしまい、最悪の場合、歯を抜く必要が出てきます。

 

歯周病になる流れ

口の中にはなんと700種類もの細菌が住んでいると研究結果が出ております。隅々まで歯磨きが出来ていないと、これらの細菌が糖類などを養分に粘着性の物質を発生させて、歯の表面に残ります。これを歯垢と呼びます。うがいくらいの洗浄では取れなくなっています。この歯垢1mgの中に含まれる細菌の数は約10億と言われています。その細菌の中に虫歯菌や歯周病の原因になる菌がいます。この歯垢が歯肉への炎症を引き起こす原因にもなっており、骨を溶かしてしまう可能性を秘めています。この思考は定期的に除去しなければ少しずつ硬質化し、歯石と言われる更に強力なものに変化を遂げます。この段階まで変わると、うがいのみならずブラッシングでも取り除くことが出来ず、毒素を周りに出すやっかいな物質になります。

 

歯周病を食い止める4つのこと

現代の歯科医療は、予防や診断、治療からメンテナンスの方法で歯周病に対応できるようになっています。この技術の発展により、少し前までは「不治の病」と呼ばれていた歯周病も対処できる様になってきました。歯周病を食い止める方法としては、歯石を生み出している思考を増やさずにすることがポイントです。その予防のポイントを4つ解説いたします。

 

①もし歯肉が既に傷ついていたり、溶けた骨がある場合は、治療によって歯肉を回復させましょう。

 

②歯磨きを十分に気をつけても、自分で磨くと磨き残しが発生するので、歯科衛生士によって定期的なブラッシングなどを受けましょう。

 

③歯に歯石が見当たらない環境を維持することが最も大切です。日頃から歯の隅々まで正しく歯を磨くことが重要です。

 

④歯石が既に歯肉の中にある場合は、歯科医院で全部取り除きましょう。また、思考の原因になる細菌も併せて取り除くことをお勧め致します。

 

歯周病の疑いチェックリスト

歯の状態

①食べ物が歯の間に詰まってしまう 

②歯が浮いている感覚がある

③以前に比べて歯並びが歪んでいる 

④揺れてきた歯がある 

 

口腔内

⑤口の匂いを自分自身や他人が気になっている 

⑥起床時にネバネバする感覚が口の中にある 

⑦歯を磨くと歯ブラシに血がついている 

 

歯肉の状態

⑧歯肉が赤く腫れている状態になっている

⑨歯肉の減少で歯がいつもより長く見える

⑩歯肉に膿や出血がみられる

 

3つの分類の10個の項目の中で、一つもチェックが無い人は大変優秀です。口腔内が清潔に保たれています。ただし、チェックが当てはまらない人の中でも歯周病が無自覚のまま進んでいる場合があるので、年に1回は検診を受けることを推奨しいております。10個中チェックが1〜3の場合は、歯周病の可能性があるので早期に歯科医院でチェックを受けましょう。そして、チェックが4〜5個以上の方は、歯周病が進んでいる可能性があるので、早めにかかりつけ医へ足を運ぶことをお勧め致します。

 

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