前回は、歯をキレイにすることの利点を中心にお伝えしました。
今回も同じテーマを取り上げて、具体的な治療の選択肢を主に紹介します。
本記事を参考にして、目的に合うピッタリの治療方法を検討してくださいね。
治療の選択肢
審美性向上の主な選択肢として挙げられるのが、次の種類です。それぞれの特徴を詳しくお話しします。
1.ホワイトニング
歯を白くするための施術で、取り扱う内容は歯科医院ごとに異なります。主に、次の2通りの方法が挙げられます。
1-1.オフィスホワイトニング
歯科医院で受けられる施術で、短時間かつ短期間で審美性向上を図れるのが魅力です。歯科医院専用の設備や薬剤を使うので、高い効果を見込めるのもメリットの一つといえます。
ただし、定期的に通院して施術を受けなければ十分な効果を得られない可能性があります。
1-2.ホームホワイトニング
歯科医院で専用のマウスピースと薬剤を受け取り、患者さま自身で家に帰って行うという方法です。マウスピースに薬剤を適量注ぎ、装着して時間をおくことで徐々に歯が白くなります。
2.歯科クリーニング
歯科医院専用の機器を使って行われる施術です。定期健診を受けている方は、すでにご存知の内容かもしれません。
日々の口腔ケアで落としきれないプラークや歯石を落とし、なめらかな表面にしてくれるのが特徴です。
見た目をキレイにするほか、口腔トラブルの予防にも有効だとされています。
歯科健診として数ヶ月に一度受けるのが理想ですが、私生活に追われている方は半年に一度受診するだけでも違います。これを機に、予防歯科の一環として定期健診を受けましょう。
3.歯列矯正
不正歯列に対して「子どものうちに改善しておくもの」という認識はありませんか?
確かに一昔前は、そのような考え方が基本でした。ですが最近は、経済的な余裕のできる30代前後で治療を開始する方が増加しています。一つの自己投資ともいえますね。
治療法は「ブラケット矯正」や「舌側矯正」、「ハイブリッド矯正」や「マウスピース矯正」など多岐にわたります。
取り扱う装置の種類や料金体系は歯科医院ごとに異なるので、気になる方はかかりつけ医に相談しましょう。それぞれメリットやデメリットも異なるので、よくチェックしたうえで検討してくださいね。
4.セラミック治療
補綴物の素材を変更することで、審美性と機能性の両者の向上が期待できる治療です。
基本的にどの歯にも適用できますが、笑うと目立ちやすい箇所に用いるのがおすすめです。
歯列が乱れた部分をわずかに削って、セラミック製の被せ物をします。高耐久かつ汚れが付着しにくい素材なので、適切な手入れをすれば長持ちするはずです。
歯列矯正をしなくともキレイな歯を実現できるため、数年単位の治療期間を費やすのが難しい方に適しています。ただし保険適用外の自由診療ですので、費用がかさむ傾向にあります。予算と相談しながら、慎重に検討してくださいね。
整った口元で第三者に好印象を与えましょう!
乱れた歯並びや噛み合わせが、口腔トラブルに直結するわけではありません。しかし磨き残しが生じて口腔状態が悪化すると、やがてむし歯や歯周病、口臭を引き起こす可能性があります。
機能性と審美性の向上、どちらにもアプローチできるのがズバリ「審美治療」です。美しい口元を実現し、コンプレックスを解消しつつ口腔トラブルとおさらばしませんか?
少しでも気になる方は、かかりつけ医を受診して相談してみましょう。ひおき歯科でもさまざまな審美治療を取り扱っていますので、興味をお持ちの方はぜひ一度ご来院ください。
患者さまの悩みや口腔状態を確認したうえで、適切な治療をご提案いたします。