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口臭の原因と対策・治療法は?【前編】

2022年8月10日

口臭の原因は?

起床時にあくびをしたら、自分の息のニオイに衝撃を受けた経験はありませんか?
成人の口腔内には1億~2億の細菌が常在しており、特に就寝中は活発に動いて繁殖する傾向にあります。
ただ、すべての人が口臭に悩まされているわけではありません。個人差があるのは、一体なぜでしょうか。
本記事では口臭の原因や対策、適切な治療法などを紹介します。ご自身や家族の口のニオイにお困りの方は、ぜひ参考にしてください。


朝イチの口臭が気になるのはなぜ?

起床時の口臭の原因は、ズバリ「就寝中に口腔内の細菌が放出するガス」です。
口臭の程度には個人差がありますが、これは誰しもに起こりうることなのです。
多少は仕方がないと思っても、旅行や宿泊の際に口が臭いと自分自身がイヤな気持ちになりますよね。同伴者にも、どのように思われているか心配に思うはずです。


口臭を減らすには、口腔内の細菌の数を減少させることがカギとなります。
自宅で対策をとりながら、必要に応じて歯科医院のサポートを受けましょう。


起床時の口臭の原因とは

 

 

口腔内の細菌が活発化し、ガスを放出させると口臭につながります。
では、細菌が活発化するのはどのような場合なのでしょうか。

考えられる原因は次の4点です。
1つずつ詳しく解説します。


1.就寝中の唾液量の減少

就寝時は、口腔内の唾液量が約半分にまで減少する傾向にあります。
普段は不要な細菌を唾液が洗浄・殺菌してくれますが、就寝中はそれができないため口臭へとつながるのです。


2.就寝中の口腔内の水分不足

口腔内の唾液量が少ないということは、口の中が乾きやすくなることを意味します。
ちなみに、あなたは普段お酒を飲む機会がありますか?
就寝前にお酒を飲みすぎると、脱水症状を起こしてさらに水分が不足します。細菌が繁殖しやすい環境になり、起床時の口臭がきつくなるでしょう。
また飲酒をすると、筋肉が緩んで口が開きやすくなります。お酒を飲むなとは言いませんが、就寝前に深酒をしないよう注意してください。


3.就寝中の口呼吸

就寝中に口呼吸をすると、口の中が乾いて唾液が少なくなります。いびきをかく人や鼻詰まりがある人は、特に注意が必要です。
ただ口呼吸は、無意識に行われるケースが大半であり、自力で簡単に改善することが困難です。
まずはマスクを装着して就寝し、口の中が乾かないよう努めてみましょう。


4.口腔トラブル

歯周病やむし歯といった口腔トラブルも、口臭を悪化させる原因です。
定期検診を受けていない方は、知らず知らずのうちにトラブルが起こっているかもしれません。
歯周病は進行するまで自覚症状が出にくいため、特に注意が必要です。わが国の約8割が罹患すると言われていますから、決して他人事ではありません。
気付かないままでいると、口臭がどんどん悪化して腐敗臭を放つようになるでしょう。症状が進行し、最悪の場合は歯を失くす事態にもなります。

 

 

いかがでしたか?
今回はここまでです。
次回は、口臭を防ぐための対策についてお話しします。

 

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